契約履行の着手

売主側の契約履行の着手は、
買主の希望による分筆登記やリフォーム、プラン変更など。
例えば買主の要望により、
浴室の壁をガラス張りに変更した後で解約されると、
その物件は大変売り辛くなり、
手付金を払い受けたくらいでは割が合わないので
手付金放棄による解約は成立しなくなる。

この場合売主は買主に対して、
あくまでも 契約の履行(決済・残金の支払い)を求めるか、
工事の実費、あるいは損害賠償を請求することになる。

浴室のガラス張りは特異な例だが、
それが例えタオル掛けの交換であっても
売主は契約履行の着手を主張することができるので、
決済(引渡し)前のプラン変更を要望する際には、
その点を留意しておくか、 何があっても解約しない覚悟が必要。

もっともこれらは買主の要望が前提になるので、
要望していないにも関わらず
「契約履行の着手」を楯に取られた場合は、
違法行為である可能性が高いので
専門家に相談した方が無難。

買主側の契約履行の着手については、中間金の支払いや
新居用のオーダーメード家具購入などが挙げられる。

引越しの為にあれやこれやと準備して、
引渡し間際に契約の解除を言われたら、損害を被ることになる。

この場合、手付金と同額の 違約金が支払われるが、
これで満足できない場合は、
あくまでも契約の履行(物件の引渡し)を要求するか、
「着手」による損害賠償を請求することになる。

これに売主が応じなければ法廷で争うことになる。

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